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サムライインキュベート、物流投資加速宣言。 〜できるできないでなく、やるかやらないかで物流業界をIncubateする〜


今回は現在の6号ファンドで投資注力テーマとしている物流・建設・MaaS・ヘルスケア・リテール・Fintechの6領域の中で「物流領域」の魅力や課題、課題解決に挑んでいる起業家をみなさんへぜひ知っていただきたいと思い、物流シリーズとして定期連載します。

この記事では物流シリーズ#0として、私たちの物流領域に対する取り組みをご紹介します。

サムライインキュベートと物流領域

私たちサムライインキュベートは2008年よりプレシード、シード〜アーリーステージの起業家を対象に投資活動を行っています。弊社の詳細はこちらの記事もご覧ください!

 今回特集する物流領域の投資先では、
配送業者支援サービス「アセンド・ロジ」を提供するascend株式会社や、空港からホテルまでの手荷物宅配サービス「CA-GO」を提供する株式会社EVERET、物置き版のAirbnb「モノオク」を提供するモノオク株式会社などの投資先がいます。

 合わせて、大手物流2社からファンドに出資いただいており、私たちの強みである事業立ち上げ前からの二人三脚での伴走支援に加えて、大手企業からのリソース提供や協業等の相談を進められるため、より強固な投資先支援を実現しています。大手企業側が保有する物流倉庫を活用した在庫管理に関する協業事例や大手配送企業の現場での検証が進んでいます。

なぜ物流領域での起業が熱いのか?

突然ですが、みなさん「物流」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

代表的な部分だと日々の生活の中で使われる、Amazonや楽天などのインターネット通販の配送や宅配便が思い浮かぶと思います。それ以外にもスーパーなどの身近な店舗への商品配送から、今ご覧のスマートフォンやパソコンまで身の回りの全てのものに物流は関連しており、現代の私たちは物流なしでは生きられません。

 そんな物流領域になぜ私たちが注力しているのか、ズバリ一言でいうと「課題の多さ」です。みなさん、一度は「物流クライシス」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?物流クライシスとは、今では当たり前となったインターネット通販の拡大による日々の配達量増加や即日、翌日配達の浸透、ドライバーの低賃金、高齢化などの様々な要因で、配送業者の体制が追いつかずにサービスの維持が難しくなっている状態です。

日本のBtoC-EC市場規模の推移(単位:億円)

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出典:経済産業省 電子商取引に関する市場調査

そんな現状に対し、何もイノベーションが起こっていないかというとそうではありません。例えば、Amazonによる物流倉庫でのロボットやITを活用した省人化、宅配ボックス設置による再配達削減、鉄道やバスの貨客混載などの数多くのイノベーションが起こっています。しかし、課題の量に対してイノベーションが全く追いついていません。例として、先ほどご紹介した「物流クライシス」の要因でもあるデジタル化の遅れに伴う生産性の低さがあります。運送業界では現在でも主に紙やエクセルを用いて管理がされており、クラウドの利用率は未だ40%程度と言われています。特に業界の多数を占める中小企業ほどその利用率は低下しています。さらに細かい業務の中での利用率は10%以下という結果もあります。そんな中に次回記事でご紹介します、弊社投資先のascend株式会社はクラウドを通したサービスの提供で管理業務のデジタル化とデータ分析を行うことで課題解決を目指しています。
 このように私たちの身近な見えている範囲でも非常に多くの課題があります。そんな物流領域に私たちはイノベーションを起こすために、投資や伴走支援だけでなく、大手企業との連携などを通して、起業家のみなさんと日々共に挑んでいます。次回以降の物流シリーズでは物流領域の抱えている課題や事業機会を深掘りして記事を通してご紹介します!

これからの物流シリーズ

物流シリーズでは、物流業界を「起業家」「投資家」「大手企業」の3つの視点とデータから物流領域の現状や課題、事業機会を読み解いていきます。

物流シリーズ#1
「物流業界のDX化を推進「ascend」日下社長に聞く起業の経緯と業界の未来」 
コンサルティング業界から物流業界に転身し、起業した経緯や理由、会社や業界の展望などについてお話をお伺いします。
物流シリーズ#2
「非物流業界から物流業界のルート最適化に挑む「株式会社オプティマインド」松下さんの苦労とやりがいとは」

 株式会社Optimind、代表取締役社長の松下さんに非物流業界から物流業界を変えていく苦労や努力、そして醍醐味をお伺いします。
物流シリーズ#3
「物流×テクノロジーに投資をする魅力「株式会社モノフル」の林口さんから見る物流イノベーションとは」

 物流に特化した投資に携わっている林口さんだからこそ分かる、注目したい物流イノベーションや、物流業界でのスタートアップに必要な要素をお伺いします。
物流シリーズ#4
「スタートアップへの投資や協業を進めるセイノーホールディングス株式会社・加藤さんに聞く協業の目的や醍醐味とは」
 弊社へのファンド出資や共同でイベント開催をさせていただいている物流大手の株式会社西濃運輸より加藤さんから、大手企業とスタートアップの協業目的や理由、醍醐味をお伺いします。
物流シリーズ#5
「海外における物流スタートアップリサーチ」

 UberやSlackなど海外からの日本へのスタートアップの進出が進んでいる中で、海外での物流系スタートアップの実績やトレンドの分析からこれからの日本でどのような事業機会やイノベーションが起こるのか、事例やデータから読み解いていきます。

物流業界をIncubateする

今回は物流シリーズ#0として、今までに私たちがどのように物流領域に取り組んできたのか、取り組む理由をお話しさせていただきました。次回の物流シリーズ#1は、株式会社ascend、代表取締役社長の日下さんにコンサルティング業界から物流業界に転身し、起業した経緯や理由、会社や業界の展望などのお話をお伺いしますので配信楽しみにしていてください!

おわりに

サムライインキュベートでは、物流というインフラの分野でスタートアップしようとしている起業家の方々へ向けての出資・事業立ち上げの伴走支援を行っています。サムライインキュベート キャピタリストの齋藤までTwitterや問い合わせフォームでご連絡ください!


物流シリーズ#1へ続く

物流シリーズ#1「物流業界のDX化を推進「ascend」日下社長に聞く起業の経緯と業界の未来」を掲載しました。コンサルティング業界から物流業界に転身し、起業した経緯や理由、会社や業界の展望などについてお話をお伺いします。


ありがとうございます!!
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「できるできないでなくやるかやらないかで世界を変える」を理念に掲げる株式会社サムライインキュベートの公式noteです。働くメンバーや投資先、共創パートナーが目指す未来と「今」を発信をしていきます。