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『テクノロジーをワクワクへ』(前編)〜サムライインキュベートが今、Deep Techに注力する理由

サムライインキュベートの中で、大手企業のイノベーション創出を手掛けているEnterprise Group。昨年からEnterprise Groupの中に、研究開発領域のイノベーション創出に特化したDeep Techタスクフォースが組成されました。大手事業会社でR&Dや新規事業開発に携わってきたメンバーが中心となって、様々な研究開発系イノベーションに伴走しています。

今回、Deep Techタスクフォースからチームを組成したメンバーである、衣笠仁教、結城大輔、黒田拓馬にインタビューを実施しました。

記事前編ではDeepTechチームを組成した背景やチーム組成にあたり策定したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)について紹介します。

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(写真中央)
衣笠仁教 /Yoshinori Kinugasa
東京工業大学大学院修了。大手消費財メーカーに入社後、スキンケア研究所にてグローバルブランドの技術開発・商品開発に従事。
その後、2016年1月からヘルスケア分野の全社横断プロジェクト発足とともに異動し、新規事業の立ち上げをリード。
2020年3月からサムライインキュベートに参画し、Deep Tech事業の立ち上げ・拡大を行う。

(写真左)
結城大輔/Daisuke Yuki
早稲田大学大学院理工学研究科修了。大手精密機器メーカーに入社し、メカエンジニアとしてディスプレイ製造装置の製品開発を担当。その後、新規事業開発を経て、オープンイノベーションの文脈でのスタートアップ支援や社内起業家支援プログラムの立ち上げおよび運営に従事。2018年11月より成長産業支援会社に参画し、スタートアップへの人材支援を行う。
2020年10月よりサムライインキュベートに参画。
「始動 Next Innovator 2016(経済産業省)」シリコンバレー派遣選抜メンバー。

(写真右)
黒田拓馬/ Takuma Kuroda
京都大学大学院工学研究科修了。大手機能材料メーカーに入社し、光学機能材料の製品開発に従事。ハイエンド向け新製品の立ち上げや、新規製造プロセス構築、新規材料導入を主導した。
2020年4月よりサムライインキュベートに参画し、Deep Tech事業の立ち上げ・拡大を担当。

DeepTechチーム組成の背景

ー なぜDeep Techチームを組成したのでしょうか?


衣笠
:日本のDeep Techを世界に発信していく、またとないチャンスが訪れていると考えているからです。AI/IoTをはじめとする様々な情報技術が生まれ、それまでメディアや小売など限られた領域からバイオやケミカルといったグローバル領域にまでデジタル化が拡大しています。日本の大手企業が強いとされている製造業も、この変化に対応せざるを得なくなってきました。

同時に昨年から続くCOVID-19のパンデミックは、人々の価値観やライフスタイルを変容させ、多くの日本の大手企業が「変わらなければならない」という危機感を持ち始めています。

これらの変革に必要な条件が揃ってきたことによって、大きなポテンシャルを秘めた日本の研究開発からイノベーションを起こしていく絶好のチャンスが来ていると考えています。

Deep TechチームのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定

ー チームの組成にあたり、独立したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定したと聞きました。なぜ独立したかたちでMVVを作ったのでしょうか?

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衣笠:前提として、今回策定したMVVは、会社(サムライインキュベート)のMVVと背反するものではなく、包含されるものです。

ただDeep Techは、サムライインキュベートとして新しい取り組みとなるうえ、他のプロジェクトと難所ややるべきことが異なるケースも多いので、それに合わせてMVVを言語化する必要がありました。一人一人この領域において強い課題意識を持ってサムライインキュベートにジョインしてきているので、チームとしてのMVVを策定することで、一人一人がやりたいことを最速で自発的に進められると考えたからです。

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ミッション:テクノロジーをワクワクへ

結城:Deep Techチームのミッションは、「テクノロジーをワクワクへ」です。Deep Techの領域はどうしてもテクノロジーが先行し、一般の人にとってわかりづらく、自分ごと化が容易ではありません。
テクノロジーに詳しくない人でも価値を理解できるようになる。それによって多くの人を巻き込め社会実装に繋がっていくので、そういった取り組みをこのチームから数多く生み出せたらと思っています。

衣笠:「テクノロジー」と「ワクワク」は、ある種対極にあるような言葉です。何に使えるのかもよくわからない小難しいテクノロジーを感覚的に捉えられる価値に変換していく。これを実現することが私たちの存在意義なのではないかと考えています。

ビジョン:信頼されるテクノロジープロデューサー

結城:Deep Techチームのビジョンとしては、「信頼されるテクノロジープロデューサー」を掲げています。Deep Techチームは、大手事業会社でR&Dや新規事業開発に携わってきたメンバーで構成されています。実際に課題起点で研究開発を行い、技術や価値を生み出していくことの難しさを経験してきたメンバーだからこそできる支援があると思うので、それをチームとして体現していきたいです。

バリュー:Think Ahead ,Principle ,Amazing!, Keep on fighting, Humor

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黒田:ミッション、ビジョンを実現してくため、バリューとして、【Think Ahead ,Principle ,Amazing!, Keep on fighting,【 Humor】の5つを策定しています。

前半3つはクライアントへのアウトプットのデリバリープロセスに沿っています。

【Think Ahead】は、先を読むという意味です。この「先」にはプロジェクト期間中のような短期的なものから、技術開発のトレンドのような長期的なものまであります。まず、短期的な「先」としては、クライアントにとって価値のあるアウトプットを出すために、常にクライアントが求めていることや必要なことの一歩先を予測して行動できるチームでありたいです。また、長期的な「先」としては、Deep Techは5年10年先を見据えて研究開発に取り組むことが多く、ピボットも難しい。どんなに秀逸な技術でも、産業自体が衰退したら事業として立ち上げることはできません。時代の潮流を見据え、世の中に必要とされる価値は何なのか。常に考え抜くことを大切にしたいと考えています。

Principle】は原理原則です。Deep Techのテクノロジー、例えばAIやIoTはバズワードになりやすく、むやみやたらに使われることが多くなっています。テクノロジーの原理原則を理解していれば、そのような言葉に惑わされず、技術やビジネスモデルを正しく評価できるので、それを実現できるチームでありたいです。

Amazing!】は、プロジェクトでご一緒させていただいたクライアントから引き出したい反応を表しています。満足とはレベルが一段違う、期待値を大きく上回ることで初めて得られる反応です。期待に応えるのではなく、期待を大きく超えるアウトプットを出し続けられるようなチームでありたいと考えています。これら3つを継続的に実行していくためには、常に自分たち自身が新しいことに挑み続け、アップデートし続ける必要があり、その意思を4つ目の【Keep on fighting】に込めました。

結城:最後の【Humor】は、Amazing!なアウトプットを出すために必要なものだと考えています。もちろんロジックは重要ですが、発想をジャンプさせたり、新しい視点を加える際には、ユーモアは不可欠です。理詰めになりすぎず、豊かな発想ができるチームでありたいと考えています。

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今回は、チーム組成の背景とMVVについて話を聞いてきた。記事後編では、Deep Techチームが考える日本の大手企業のイノベーションのあり方と、提供していくサービスについて紹介する。

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